2019年度第1回国際ビジネス講座

「中小企業の海外進出支援で、知っていると役立つ国の補助事業」セミナーのお知らせ

(2019年度・城南支部国際部主催・第1回国際ビジネス講座)

海外拠点を置く中小企業では、以下のような課題への取組要望が増えています。

  • 現地の技術者・管理者を育成して、経営の現地化を進めたい
  • 現地の工場や協力企業の生産性を向上させたい
  • 日本の管理技術、低コスト・省エネノウハウを現地に定着させたい

今回は、このような課題解決を支援するための国の補助事業である以下の施策を
ご紹介します。

  • 海外の子会社等で働く現地人材を日本に受け入れて研修ができます。
  • 専門家を現地に派遣して指導ができます。
  • 海外に講師を派遣して現地で集団研修ができます。

〜研修風景〜

第1部 講義(一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)研修業務部 部長 山辺 孝 様)

*都合により他の者に変更となる可能性が有ります。

海外現地人材育成のための国庫補助事業
(受入研修・専門家派遣制度のご紹介)
概要

これまでに多くの日本企業が海外に進出しており、今後もその流れは続くと考えられます。海外進出された日本企業は現地で雇用した現地従業員への技術移転が求められます。

一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)ではこのような際の現地従業員への円滑な技術移転の実行支援を目的とした国庫補助制度を経済産業省の採択を受け運用されています。今回は、AOTSから講師をお招きし、中小企業診断士の皆さんにAOTSの「受入研修制度」及び「専門家派遣制度」(注*)についてご理解頂き、中小企業の皆様からのご相談を受ける際の一助となるべく両制度についてご講演いただきます。

*「受入研修制度」 :現地人材を日本に受入れ、技術移転をします。

*「専門家派遣制度」:主として企業の従業員の方が「AOTS専門家」という肩書きで現地で現地従業員を指導することで技術移転をします。

第2部 【事例発表】城南支部会員(西宮恵子)

実際に事例について国際部会員より事例の発表をいたします。

海外進出している中小企業支援に携わっている方、又は、今後支援の可能性がある方を対象としたセミナーです。国の事業を実際に活用した事例と合わせてご紹介します。ぜひご参加ください。